スズキ ワゴンR【MH23S】のバッテリー交換
目次
今回は、バッテリーの交換方法です。
あなたは、バッテリー交換を自分で行いますか?
バッテリーは、消耗品で寿命があり、車の消耗品パーツの中でも重要な部分と言えます。
バッテリーがダメだと、車のエンジンをかけることができないので、とても重要なパーツ。
ここでは、ワゴンR MH23Sのバッテリーについて書いていきます。
バッテリーの寿命は?
ガソリンスタンドなどでは、バッテリー点検を行っていて、バッテリートラブルの前に早めの交換を勧められることもあります。
「実際、バッテリーはどれくらい持つのでしょう?」
バッテリーの寿命は、使用条件、クルマの乗り方に左右されます。
基本的には、2~3年ほどが交換の目安です。
長期間、車に乗らない場合は、バッテリーの自己放電がありますし、冬場などの寒い時期の始動はバッテリーにとって負荷が大きいです。
私は、エンジンのかかり(セルの回り)が悪くなってきたら、バッテリーの交換を検討しています。
最近のバッテリーには、寿命判定ができるものもあります。
目で見てバッテリー状態が判断できるパーツがついている商品もあります。
Panasonic (パナソニック) カーバッテリー寿命判定ユニット【対応バッテリー同時購入限定】 LifeWINK N-LW/P5
整備工場などでは、バッテリーチェックを簡単に行えますので、不安な方はチェックしてもらうと良いです。
バッテリー寿命は、クルマに頻繁に乗る方で、だいたい、3~5年ぐらいが交換の目安になります。
バッテリーには、保証期間のついている商品があります。
メーカーや商品により保証期間が違います。
- 3年または、6万キロ
- 2年または、4万キロ
保証期間の長いほうが、金額も高いです。
価格の高い方が、容量も大きい傾向にあります。
バッテリーは、寿命以外に、ヘッドライトの消し忘れなどの不注意や、クルマの電気系のパーツの故障でバッテリーが上がってしまうこともあります。
ヘッドライト、ルームランプ消し忘れによるバッテリー上がりには十分注意してください。
また、バッテリー上がりが起こりやすい季節は、主に気温が下がる冬になります。
バッテリー負荷が大きくなるのは、「ちょい乗り」。
近距離の走行・停止・エンジン始動を繰り返すことで、バッテリーに負荷をかけやすいでます。
ワゴンRのバッテリー選びは?
ワゴンRのバッテリー形状
標準仕様バッテリーサイズ :38B20L
バッテリーの大きさ:200 x 129 x 203 mm
※バッテリーは、年式、型式で異なりますので現車を確認してください。
ここで困ることがあります。
38B20Lのサイズのバッテリーはあまり売っていません。
カー用品店、ホームセンターにも少ないです。
一方、よく見かけるのは、40B19Lというサイズです。
結論から言いますと、40B19Lというサイズで問題ありません。
私が使っているバッテリーは、 55B19L です。
サイズ 横幅190mm×奥行129mm×高さ203mm
38B20Lの、38という数字は、容量です。
40、42などがあり、数字が大きいほど容量が大きくなります。
※基本、純正よりも小さいものは避けた方が良いです。この場合は38以上のものを選びます。
上記のパナソニックカオスは60B19Lとかなり容量が大きいです。
(純正は38ですが、カオスは60です。)
バッテリーの表記の最後に、アルファベットのLがありますが
一番重要なのは、38B20Lの「L」の部分です。
バッテリーには、LとRの2種類のバッテリー形状があります。
L、Rは、端子の+と-の位置を表します。
バッテリーのプラス側短側面から見た位置
- +端子が左側にあるとき ⇒ Lタイプ
- +端子が右側にあるとき ⇒ Rタイプ
ワゴンRのMH23Sは、Lになります。
38B20Rというバッテリーもありますが、こちらは装着することができません。
(バッテリーの端子の位置が違います)
バッテリーの大きさの比較(B20とB19のサイズ)
(B20L)
・サイズ 横幅200mm×奥行129mm×高さ203mm
(B19L)
・サイズ 横幅190mm×奥行129mm×高さ203mm
違いは、横幅が10mm B19Lの方が小さいです。
片側5mmあたりの差で、取り付けの際には特に問題ありませんでした。
バッテリーの交換方法は?
バッテリーは、車のボンネットの中のエンジンルームに搭載されています。
バッテリーは電装パーツなので、取付の際には十分注意してください。
今回、バッテリー交換で使用する工具はこちらです
- 8ミリレンチ
- 10ミリレンチ
バッテリー交換の専用のレンチもあります。
他には、ラチェットレンチなどがあると、もっと作業効率が良いと思います。
ほかには、動画の中では使用していませんでしたが、手袋を着用してください。
バッテリー交換(外す方法)
バッテリー交換手順です(外し方)
- ステーを外します
- マイナス端子を外します
- プラス端子を外します
- バッテリーを取り出します
この手順でバッテリーが外せます。
※端子を外す順番は間違えないようにしてください。
外す際に、工具と車両の金属部分が触れた際にショートする可能性もあります。
安全のために、ゴム手袋などをしたほうが良いです。
★バッテリー交換 外し方編の動画↓
バッテリー交換(取り付け方法)
取り付けは逆の手順です。
・バッテリーを戻します
・プラス端子から取り付けます
・マイナス端子を取り付けます
ステーをつけるのが、慣れないと大変かもしれません。
外した際にステーの付く位置を確認しておくと良いです。
ステーを落とさないように気をつけてください♪
★バッテリー交換 取り付け編の動画↓
バッテリー交換後は、電装系のパーツがリセットされますので設定してください。
バッテリー交換後は、時計、オーディオ設定、メーター内の燃費情報などはリセットされますので、もう一度設定しましょう。
⇒ 純正デッキの時計合わせの方法
ワゴンRのバッテリー価格
Panasonic (パナソニック) 国産車バッテリー Blue Battery カオス 標準車(充電制御車)用 N-60B19L/C7
バッテリー価格は、ネットでの購入が安いケースが多いです。
バッテリーには、いろいろなタイプがありますので、あなたの用途に合った商品を選ぶとよいです。
(価格と性能などを考慮して選んでください)
ネットで購入した場合のバッテリーの処分方法は?
バッテリーは、さすがに、燃えないゴミなどで出すことはできません!!
最近では、引取り料込みで販売しているショップもあり、送られてきた伝票を貼って交換後のバッテリーを送ります。
交換後のバッテリーは、無料で引き取ってもらえるケースがあります。
バッテリーを購入したお店やホームセンター、カー用品店などで引き取ってもらえます。
無料のところも多いと思いますが、お店次第。
有料だとしても、500円程度だと思います。(お店によって違います)
他には、地方自治体等で回収業者もあると思いますので、調べてみてください。
いかがでしたか?
今回は「バッテリー交換」を行ってみました。
DIY作業時の参考になればと思います。
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